
動画編集を始めたきっかけは、借金でした。
当時の僕は、看護師を辞めたいと思っていました。忙しく働いているのに、その負担に給料が見合っていないと感じていたからです。
もう一つ、正直な理由があります。パソコンでカタカタと仕事をする姿に、憧れていました。顔出しをせずに取り組める副業を探すなかで、動画編集に出会いました。
2024年に始めてみると、パソコンで働くこと自体は、やっぱりかっこよかった。自分が憧れていた、キラキラした働き方に触れた感覚はありました。
ただ、仕事として続けるなかで、低単価に疲弊しました。空いている時間を全部使うように取り組んでも、受ける条件が厳しければ負担は大きくなります。
営業し、現場で編集を教わるなかで、チームで制作するようにもなりました。そして今は、看護師としての経験を、医療・看護領域のSNS採用にもつなげています。
今も、看護師を辞めたい気持ちはあります。それでも、少しでも看護を続け、現場を知る看護師だからこそ分かるSNS採用の仕事は続けていきたい。それが現在の僕の考えです。
この記事では、その出発点から現在までを振り返ります。看護師として働きながら動画編集を考えている方に向けて、始める前に整理しておきたいことと、書き込んで使える準備シートもまとめました。
この記事で分かること
- 借金と、看護師を辞めたい気持ちから動画編集を始めた経緯。
- パソコンで働く魅力と、低単価で疲弊した現実。
- 営業・現場での学び・チーム化を通じて仕事が広がった過程。
- 今も看護師を辞めたい気持ちがありながら、現場と関わり続けたい理由。
- 副業の目的、使える時間、受注条件を整理する方法。
実体験は、加藤本人へのヒアリングに基づいています。挿絵は説明用の生成イメージで、本人や実際の勤務先を写したものではありません。図解の内容は本文と対応させ、読者向けの提案と実際の経緯を区別しています。
1. 借金をきっかけに、「看護師以外の仕事」を探し始めた

副業を考えた直接のきっかけは借金です。その背景には、看護師の忙しさと給料の釣り合いに対する、僕自身のつらさがありました。
忙しさに見合わない給料がつらかった
当時の気持ちを言葉にするなら、「忙しいのに、給料が見合っていない」です。
看護師として働きながら、その状態がつらいと感じていました。動画編集を始める前から、看護師を辞めたい気持ちがあったのです。
これは、当時の僕が自分の働き方をどう感じていたかという話です。同じ看護師でも、職場や担当業務、勤務形態、生活の状況は違います。
記事を読んでいる方も、今の仕事を変えたいと思っているなら、まず「何がつらいのか」を自分の言葉にしてみてください。給料なのか、仕事量なのか、勤務時間なのか。その中身によって、これから考える選択肢も変わります。
僕にとっては、お金の問題と、今の仕事を続けるつらさが、副業を考えるきっかけになりました。
動画編集を選ぶ前に、別の働き方への気持ちがあった
当初の動機を振り返ると、借金、看護師を辞めたい気持ち、パソコンで働くことへの憧れがありました。看護の仕事以外に、自分ができることを探していたのです。
現在の仕事を見ていただくと、チーム運営やSNSの企画が目に入りやすいかもしれません。でも、その出発点には、もっと個人的で切実な事情がありました。
これから副業を考える方も、最初から立派な事業計画を言葉にできる必要はないと思います。「収入を増やしたい」「今とは違う仕事をしてみたい」といった理由を整理するところから、次に調べることが見えてきます。
そのうえで、始めた仕事が自分の生活に合うか、実際に続けられる条件かを確認していくことが大切です。
2. パソコンで働く姿に憧れて、動画編集を選んだ

動画編集を選んだ理由には、パソコンで仕事をすることへの憧れもありました。そして実際に始めてからも、その働き方自体には魅力を感じていました。
「カタカタ仕事をするのがかっこいい」が、動機の一つだった
パソコンを使って仕事をする姿が、かっこよく見えていました。そういう仕事を自分もしてみたい。その気持ちがありました。
当時は大学病院で働いていて、顔出しをせずにできる副業を探していました。そのなかで出会ったのが動画編集です。
顔出しをしないという希望は、僕自身が仕事を探す際の条件でした。勤務先の副業ルールとは別に確認する必要がある点です。副業を始める際の確認事項は、後半で整理します。
始めてからも、憧れは残っていた
実際に動画編集を始めてどうだったかと聞かれたら、パソコンで働くこと自体は「かっこよくて、キラキラしていた」と答えます。
後で低単価の苦労を話しますが、働き方への憧れが全部なくなったわけではありません。魅力を感じることと、条件が厳しくて疲れることの両方がありました。
この感覚は、副業を考える際に分けておくと役立つと思います。やってみたい仕事なのか。その仕事を、今提示されている条件で引き受けられるのか。どちらも大切な問いです。
好きな作業でも、いつでも、どんな単価でも続けられるとは限りません。憧れを持って始めたからこそ、続けられる条件を考える必要がありました。
編集を学ぶことに加えて、依頼に応える仕事でもある
動画編集を仕事として行うなら、完成イメージや納期を相手と確認し、必要な修正にも対応します。担当範囲によっては、素材を整理したり、何を伝えるかを考えたりすることも含まれます。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」の動画制作の説明でも、受託制作の流れとして、依頼者のニーズ把握、企画の合意、制作、確認・修正、納品が紹介されています。すべての編集者がこの全工程を担当するわけではありませんが、仕事を知るための参考になります。
パソコンで働く姿に憧れたあと、その中身を一つずつ経験していきました。
3. 看護師をしながら、空いている時間を全部使っていた

学習や編集をいつしていたかと聞かれると、当時の答えは「空いている時間、全部」です。本業を続けながら、そのほかの時間を使って取り組んでいました。
本業以外の時間を、学習や編集に使った
当時は、「空いている時間全部」という感覚で取り組んでいました。看護師として働くかたわら、学び、制作を進めていました。
この経験から、読者に一律の学習時間を提示することはできません。勤務形態も、家事や家庭に使う時間も、人によって違うからです。
僕自身は、看護師の仕事を続けながら動画編集に取り組みました。その一方で、使う時間を増やすだけでは解決しない問題もありました。次の章で紹介する、単価と必要な作業の釣り合いです。
これから始めるなら、作業に使える時間を先に把握する
図解は、これから始める方に向けて整理した考え方です。僕の当時の時間割を再現したものではありません。
- 本業の勤務を確認する。 勤務日、通勤、予定が変わりやすい日を書き出します。
- 生活と休息に必要な時間を確保する。 睡眠、食事、家事、家庭の予定も入れます。
- 作業できる枠を決める。 その枠で、学習・制作・連絡をどこまで行えるかを考えます。
「空き時間が何時間あるか」だけで考えると、予定がない時間を全部作業に充てたくなります。実際には、休むための時間や、予定が延びたときの余裕も必要です。
案件を受ける前には、編集する時間だけでなく、素材を見る時間、確認する時間、修正や連絡に使う時間も含めて考えます。最初は1本を完成させるまでの実作業時間を記録すると、自分の予定と照らし合わせやすくなります。
本業と副業を合わせて、仕事量を確認する
厚生労働省の副業・兼業のガイドライン(PDF・18ページ)では、勤務先のルールを確認することに加え、自分の業務量、進捗、費やす時間、健康状態を管理することが示されています。
動画編集を続ける計画を立てるときも、本業と副業を合わせた一週間を見ておくと、約束できる納期や本数を考えやすくなります。
4. 憧れた働き方でも、低単価では疲弊した

パソコンで働くことには魅力を感じていました。ただ、受けた仕事の単価に疲弊した時期があります。始める前の憧れと、続けるために必要な条件は、両方を見ておきたいところです。
最初の横動画は5,000円、完成まで5日
最初に受けたのは、ビジネス系の横動画編集でした。報酬は1本5,000円で、完成するまでに5日かかりました。
「5日」は完成までの期間で、実作業時間を示す数字ではありません。
仕事を受けて報酬を得るには、1本を完成させ、納品するところまで進める必要があります。始めたばかりの僕には、その1本にも時間が必要でした。
1分の動画でも、どこを使うかを考える負担があった
別の経験として、10分のアドリブ素材を1分にまとめる動画を、1本1,000円で担当したこともあります。
素材の内容が濃く、何を抜き出せばよいのかが難しい案件でした。使う箇所の具体的な指定はなく、共有されていたのは全体の雰囲気です。最初の頃は、本業と並行して完成まで3日かかりました。こちらも、実作業時間を示す数字ではありません。
負担を感じながらしばらく続けたのは、「案件が切れる方が怖かった」からです。その後、先方からの依頼が次第になくなり、案件は終わりました。
今、同じ条件で依頼されたら、僕は断ります。当時の経験を経て、現在は単価だけでなく、素材と工数を確認して判断するようになりました。
「好きな仕事」と「続けられる条件」を両方見る
この時期を振り返ると、動画編集という働き方への魅力はあっても、必要な作業と単価が合わなければ疲れてしまう、という実感があります。
看護師の忙しさと給料の釣り合いに悩んで始めた副業でも、仕事の受け方を考えなければ、別の形で同じような悩みを抱えることになります。
例えば、次の項目は受注前に整理できます。
- どれだけの素材を確認するのか。
- 構成や使用箇所の選定を、誰が担当するのか。
- 参考動画や、編集の土台となるデータがあるのか。
- 修正をどこまで担当するのか。
- 納品日までに、実際の作業時間を確保できるのか。
僕には、工数を正しく伝えて単価を上げてもらった経験もあります。作業内容を把握することは、受けるかどうかの判断だけでなく、条件を相談するときにも役立ちます。
5. 営業と現場での学びを重ね、チームで制作する仕事へ広がった

動画編集の仕事を広げるうえで、営業と現場での学びも転機になりました。さらに、自分だけで編集するところから、チームで制作する形へ仕事が広がっていきました。
Threadsで見つけたSNS運用会社へ、自分から連絡した
転機の一つは、Threadsで見つけたSNS運用会社への営業です。最初の連絡には返信がありませんでしたが、改めてお願いしたところ、話を聞いてもらえることになりました。
事務所での面談では、ポートフォリオや今後どうなりたいかを話しました。その場で、「なんでもやります」と伝えたことも覚えています。
この会社との仕事をきっかけに、それまで経験していた横動画に加えて、ショート動画にも取り組むようになりました。ただ、仕事が決まった段階で十分な技術がそろっていたわけではありません。
構成の作り方や、飽きずに見てもらう演出の引き出しが足りず、苦戦しました。
現場でフィードバックを受け、演出の引き出しを増やした
その会社では、1時間のフィードバックを受けられる環境がありました。文章、画面録画、Zoomで一緒に編集する形などで、現場の編集を教わりました。
僕自身、幸せな環境だったと感じています。実際の制作物について教えてもらい、演出の引き出しを増やせたからです。
これから学ぶ方も、操作方法に加えて、自分の制作物のどこを直せばよいのかを知れる機会があるか、という視点で学習環境を考えてみてください。
僕の経験では、相手が仕事と学びの機会を与えてくれたことが大きかったです。同じ営業方法なら同じ結果になると考えず、自分の作品や対応範囲を伝える準備から取り組むのがよいと思います。
2025年4月にチーム化し、役割も変わっていった
2024年に動画編集を始め、2025年4月には、僕を除く編集者5人とチーム化しました。自分の時間を作り、事業を大きくし、収入を伸ばしたいと考えていたからです。
ただ、初めて外注したときは添削に非常に時間がかかり、教育にも苦労しました。その後、一次添削や進捗管理をADに任せ、自分はフロント対応、営業、全体管理を担う体制へ進んでいきました。
2026年6月には、僕を除く40人が同じ月に稼働し、ショート動画300本と横動画30本、合計330本を納品しています。40人にはAD4人を含みます。
図解には、この3つの時点を載せています。
- 2024年: 本業の看護師を続けながら、動画編集を開始。
- 2025年4月: 代表を除く編集者5人とチーム化。
- 2026年6月: 代表を除く40人が同月稼働し、計330本を納品。
この本数はチーム全体の納品数です。僕一人の編集本数や、一般的な副業の到達目安を示すものではありません。
仕事が広がるにつれ、自分が担当する内容も変わりました。編集だけでなく、人に任せること、確認すること、クライアントと話すことも仕事になっていきました。
6. 今も辞めたい。でも、看護師だから分かるSNS採用は続けたい

今も、看護師を辞めたい気持ちはあります。同時に、少しでも看護を続け、看護師だから分かるSNS採用の仕事に取り組んでいきたいと考えています。
現在の気持ちにも、両方がある
動画編集やSNSの仕事をするようになった今、看護師の仕事をどうしたいか。僕の答えには、辞めたい気持ちと、少しでも続けたい気持ちの両方があります。
現場で働く看護師として分かることを、SNS採用に生かしていきたい。そのためにも、看護の仕事との接点は持ち続けたいと考えています。
今後どのくらい看護の仕事に関わるかも含め、これからの働き方を考えています。
看護の経験と、制作の仕事をつなげて考えるようになった
副業を始める前は、看護師を辞めたいという気持ちがありました。現在は、看護師としての経験を、医療・看護領域のSNS採用にもつなげています。
看護師として現場にいることが、別の仕事にも関係するようになりました。この接点を、これからも大切にしていきたいと思っています。
ただ、看護師の資格があれば自動的に動画やSNSの仕事ができるわけではありません。僕自身、構成や演出を学び、営業し、クライアントとの仕事を経験してきました。看護の経験に、制作や運用の力を積み重ねている途中です。
自分がどんな形で働きたいかを、改めて考えてもよい
これから副業を始める方も、始めたときの目標をずっと変えずに持ち続ける必要はないと思います。
本業を続けながら別の仕事を育てる。働く時間や役割を調整する。いずれ別の仕事を中心にする。実際に経験したうえで、自分に合う形を考えていけます。
日本看護協会も、看護職の多様で柔軟な働き方に関する資料を公開し、施設での導入の考え方や事例を紹介しています。勤務の調整を考える場合は、自分の職場で可能な制度や働き方を確認するための参考になります。
僕は現在、看護の現場と関わりながら、SNS採用を続けたいと考えています。今後の働き方を考えるうえで、この気持ちも大切にしていきたいです。
7. 看護師が動画編集を始める前に、4つのことを整理する

ここからは、僕の実体験をもとに、これから始める読者向けに整理した提案です。副業の目的、勤務先のルール、使える時間、受注条件を、順に確認してみてください。
1.何を変えたくて始めるのかを書く
「副業をすること」を目標にする前に、その先で何を変えたいのかを書いてみます。
収入を増やしたいのか。別の仕事を経験したいのか。将来の働き方を変えたいのか。一つに決める必要はありませんが、自分にとって優先したいことは整理しておきたいところです。
僕の場合は、借金がきっかけにあり、看護師を辞めたい気持ちと、パソコンで働くことへの憧れもありました。自分の出発点を言葉にしておくと、仕事を選ぶ際にも振り返れます。
2.勤務先のルールを確認する
厚生労働省の副業・兼業に関する案内とガイドライン(PDF・18ページ)では、まず勤務先の副業・兼業に関するルールを確認するよう示しています。
就業規則や労働契約、必要な申請・届出について、勤務先の窓口で確認します。看護師という職種名だけで、副業の可否が決まるわけではありません。勤務先や自分の立場に適用されるルールを確認してください。
3.使える時間と、連絡できる時間を分けて考える
編集作業ができる時間と、依頼先へ返信できる時間は、同じとは限りません。
まとまった編集は休日にできても、本業中は返信できないことがあります。学習の段階から、作業時間に加えて、連絡や確認に対応できる時間も整理しておくと、案件を受ける際に説明しやすくなります。
毎日同じ時間が確保できない場合には、勤務表をもとに、その週の対応可能な時間を確認します。変更が起きる可能性も考え、最初から予定を埋めきらない形で始めるのがよいと思います。
4.単価と必要な作業を一緒に確認する
受注前に確認したいのは、「1本いくらか」と「その1本で何をするか」です。
素材尺、完成尺、構成の担当、テロップや演出、修正、納期を確認します。編集データや参考動画がある場合も、何を支給してもらえ、どこを自分で作るのかを確かめます。
自分が使える時間と、必要な作業が合っているか。条件の相談が必要か。最初の1本から記録を残すと、次の判断に使えます。
体験談や口コミは、結果に至る条件まで読む
看護師経験者による動画編集の体験談は、ほかにも公開されています。
デジタルハリウッドが掲載する卒業生インタビューでは、看護師の仕事と学習を両立する大変さが語られています。また、看護師として副業に取り組んだ方の個人投稿では、受注した後の作業時間や修正の負担が振り返られています。
前者はスクールが掲載する受講者の事例、後者は本人による経験の投稿です。それぞれの立場や前提も踏まえて読みたいところです。
僕の記事も含め、経験談を見るときには、経験の有無、作業時間、支援してくれた人、担当範囲まで確認すると、自分との違いを考えやすくなります。印象に残る売上や本数だけを、自分の予定に当てはめないようにします。
書き込んで使える準備シート
以下の3枚は、本記事用に作成したテンプレートです。角括弧の部分をご自身の状況に合わせて埋めてください。図解の要点も本文に残しているので、画像を見なくても確認できます。
シート1:副業の目的と、今後の働き方
シート2:使える時間と、引き受けられる作業
シート3:案件を受ける前の確認

8. 看護師の動画編集副業について、よくある質問

Q1. 看護師が動画編集を副業にすることはできますか?
僕は看護師として働きながら、2024年に動画編集を始めました。ただし、始められる条件は勤務先のルールや使える時間によって異なります。自分の就業規則や申請手続、仕事量を確認したうえで考えてください。
Q2. パソコンで働くことへの憧れだけで始めてもよいですか?
僕にも、その憧れがありました。興味を持ったきっかけとして、大切にしてよいと思います。そのうえで、実際の編集や修正を試し、どんな作業なのか、自分がどう感じるのかを確かめていくと判断しやすくなります。
Q3. 空いている時間を全部使わないと、仕事になりませんか?
それは僕の当時の取り組み方で、必要条件として示せるものではありません。本業と生活に使う時間を確認し、自分が確保できる範囲から考えます。案件を受けるときは、その範囲で納期や修正に対応できるかを確認してください。
Q4. 初心者でも、すぐ安定して稼げますか?
僕の経験では、最初の1本を完成させるにも時間がかかり、低単価で疲弊した時期がありました。学習しただけで、すぐに安定した収入を見込めるとは言えません。仕事の獲得と、受けた仕事を続けられる条件の両方を考える必要があります。
Q5. 最初から看護師を辞めた方が集中できますか?
僕は本業を続けながら始めました。この記事の経緯だけで、読者の方の退職時期は決められません。今の負担、生活に必要な収入、実際の受注状況を整理し、勤務の調整も含めて自分の状況に合う形を考えてください。
Q6. 動画編集を始めて、看護師を辞めたい気持ちはなくなりましたか?
今も辞めたい気持ちはあります。一方で、少しでも看護を続け、現場を知る看護師だからこそ分かるSNS採用の仕事に取り組んでいきたいと考えています。
Q7. 医療以外の動画編集も経験した方がよいですか?
僕の最初の案件はビジネス系の横動画で、その後にショート動画やSNSの仕事へ広がりました。医療以外の経験が必須という意味ではありません。自分が対応できる内容、学びたいこと、依頼条件を確認して仕事を選ぶとよいと思います。
9. 動画編集の始め方や働き方を、一緒に整理したい方へ

僕が動画編集を始めたのは、借金がきっかけでした。忙しさに見合わない給料がつらくて、看護師を辞めたいと思っていました。
パソコンで働く姿に憧れて、空いている時間を使って取り組みました。魅力を感じた一方で、低単価の仕事には疲弊しました。そこから営業し、現場で学び、仕事を人に任せることも経験しています。
現在は、看護師としての経験をSNS採用にもつなげています。辞めたい気持ちがありながら、現場と関わり続けたいという思いもあります。
今の仕事に悩んでいて、別の可能性も考えたい。動画編集を始めたけれど、仕事の受け方や続け方が分からない。そんな方は、現在の状況をお聞かせください。
著者:加藤
看護師として働きながら、2024年に動画編集を開始。2025年4月にチーム化し、医療・看護領域のSNS採用にも取り組む。本記事の経験談は、本人へのヒアリングに基づいて構成。
参考資料・確認日:2026年10月2日
- 厚生労働省「動画制作」職業情報提供サイト job tag:受託制作に含まれる工程の参考。
- 厚生労働省「副業・兼業」:副業・兼業に関する公式情報。
- 厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」PDF:2022年7月改定版、18ページ「労働者の対応」。
- 日本看護協会「看護職の働き方改革」:多様で柔軟な働き方の導入に関する資料。
- デジタルハリウッド「看護師から映像クリエイターへキャリアチェンジ!」:スクールが掲載する卒業生本人へのインタビュー。
- みのり「動画編集未経験の私が、11本を編集して分かった仕事の現実」:個人による経験の投稿。業界全体を示す統計としては使用していません。
制度やサービスの案内は、各参照先の最新情報をご確認ください。